お食い初めを自宅で行うメリットと料理以外に準備するもの

お食い初めを行う場所はもうお決まりになりましたか?ご自宅でやる方もいれば、ホテルや料亭、お店で外食など色々な選択肢があるかと思います。お食い初めをやる時期やお祝いする人数によっても行う場所は変わってくるかと思いますので、早めに準備しておきましょう。ご自宅でお祝いするにしても準備が必要になるものもありますので、赤ちゃんが生後100日前後になってバタバタしないよう、毎日の子育てとパパのお弁当作りやご飯作りなど忙しいかと思いますが、予めご家族で相談し、予約など手配出来るものは早めにしておくと良いでしょう。また、両家の祖父母様にお食い初めのエピソードを聞いたり、先輩ママにおすすめを聞くのも参考になるかもしれませんね。

赤ちゃんの成長を願う「お食い初め」

日本にはお祝い行事がたくさんありますが、お食い初めもそのお祝い行事のひとつです。お子様の生後7日目に「お七夜」があり、一カ月後には「お宮参り」があって、そして生後100日目に行うのが「お食い初め」です。どれも赤ちゃんの成長を願い行う日本に古くから伝わるお祝いです。

 

お食い初めの基礎知識

お食い初めとは、生後100日ごろのお子様に「ずっと食べるものに困らないように」「健やかに成長するように」などの願いをこめて、ごちそうを食べさせる真似をする伝統行事です。ぴったり生後100日目とか、必ずこの日までにやらなければいけない、という決まりはありません。生後3カ月~4カ月の間が目安となるようです。地域によって110日目や120日目に行う場合や、その日のお天気やお日柄に合わせて行ったりする事もあるので、ご家族の予定をみて行う日を決めましょう。生まれてから100日目にお祝いする事から「百日祝い」(ももかいわい)と呼ばれたり、はじめてお箸を使うということから「箸初め」「箸揃え」とも呼ばれています。

 

お食い初めを行う場所

特に決まった場所でやらなくてはいけない、という事はありません。自宅でお祝いする方と、料亭やレストランなど外食でお祝いする方がいるかと思います。場所によってメリット・デメリットもありますので、場所も早めに決めておきましょう。

自宅でやる場合は、もし赤ちゃんが泣いたりしてしまっても、お店と違い周りのお客さまに気兼ねする事なく行えるので安心です。その場合はお祝い膳の料理をはじめ、用意するものがいくつかありますので、そこも予めリストアップしたりして確認しておきましょう。また、招待する方の人数が多くてもあまり気にする必要はありません。寒い季節や暑い季節は外に出なくていいので、赤ちゃんへの負担もありません。

料亭やレストランで外食する場合には、予約してしまえばお店に行くだけなので、お料理の食材を準備したりする手間もかかりません。しかし、急な都合でお祝いの日が変わる場合など、お店によってはキャンセル料が発生してしまいますので注意しましょう。また、お店は大人に合わせた温度調節になっているので、冷暖房がききすぎていたりする可能性もあります。お店に行く際は羽織るものが一枚あると安心です。座敷の場合は座布団の上に寝かせる事が出来たりしますが、お店に座敷がない可能性もありますので、お店選びの際にはもし何か合った時のことを想定したり、サービス面も確認しましょう。両家の御両親を呼んだりして参加人数が増えれば費用が高くなるおそれがありますので、予め予算も考えてお祝いする場所を考えるといいでしょう。

 

お食い初めを自宅で行うには

お食い初めを自宅でやろうと考えてる方は、用意から全部自分でやらなければいけませんよね。そこで自宅でお祝いする際のポイントなどをあげていきます。

 

料理は手作り?

料理はレシピを調べて手作りも出来ます。最近ではインターネットで調べると沢山の献立が出てきますので参考にするといいでしょう。ただ、生後三カ月の赤ちゃんをもつママに全て用意する余裕がない場合もあるかと思います。近年ではケータリングや仕出しで注文すれば、お食い初めセットを自宅に宅配してもらえるサービスもあります。また、その他にもインターネットでは尾頭付きの鯛だけを販売しているお店や、付属品だけを販売しているもの、歯固め石や器など全て揃った物がセット販売してある場合もありますので、まずはレシピを調べてみてから自分で作るのか、仕出しを頼んだり通販で買物するのか決めるのが良いでしょう。用意したお祝い膳の料理は、儀式が終わってから集まった大人が食べるのが一般的です。

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考えている女性の写真

料理以外に準備するもの

・お食い初めの食器

お食い初めのお料理を盛り付ける正式な食器は、塗りの漆器に家紋の入った高足の御膳です。食器の色がお子様の性別で異なり、男の子は内側外側ともに朱色で、女の子は内側が朱色で外側が黒となります。前はお祝い膳一式をお母さんの実家から贈るという習わしがありましたが、現在では、お食い初めの儀式の後にも使える実用的なベビー食器のセットを出産祝いとして贈るケースが増えているようです。ベビー食器をまだ持っていなかったら、離乳食ももうすぐ始まる時期ですので、この機会に購入を考えてもいいかもしれません。また、現在ではお食い初め食器のレンタルのサービスが出来るお店もあるようなので、一度調べてみるのもいいでしょう。

・祝い箸

正式には柳の白木箸を使用します。お祝いの席で折れたりするのを忌み嫌う風習から、丈夫で折れにくい柳が使用されています。両口箸ともいい、両側の先端が細くなっていて、それにも意味があり、片側は人が食べる為に使い、もう片側は神様が食べるものとされる神人共食という、神様への感謝を表したお箸の事です。インターネット通販では一膳から販売している所もありますし、大きめなスーパーでしたらカトラリーコーナーに売っていますので定員さんに聞いてみましょう。

・「歯固めの儀」に使う石

生後一カ月のお祝い、お宮参りに行った際の神社などで借りてくると良いでしょう。お家から神社が遠い場合には、近所の氏神様がいる神社や河原で拾ってきても良いとされています。しかし、持ち帰る場合には必ず許可をとってから持ち帰るようにしましょう。お祝いが終わったらお礼を言ってから元の位置へ返しましょう。歯固めの石は丸い小石が良いとされています。実際に使う際には、使用前に煮沸消毒などしてきれいに洗っておくのが安心です。

仕出しを注文する場合のポイント

仕出しで料理を頼むことに決まってからも、注文する際のポイントがいくつかあります。仕出しやケータリングはお店によって配達までにかかる日数が違いますので、利用するお店が決まったら出来るだけ早めに注文するのが安心です。最低注文金額が決まっていたりする場合もありますので、そこも一緒に確認しておくといいでしょう。お料理を注文する際には、招待する大人の人数を確認し、お料理が足りなくならないように注意しましょう。しかし、冷蔵でお届けする仕出し料理は賞味期限が当日な事がほとんどですので、どれくらいの量を用意すればいいのか、お店の方に相談するのもいいかもしれません。また、インターネット通販でお食い初め料理を注文する場合は冷凍便で届く事が多いかと思いますが、その際にはお料理の解凍時間がどれくらいかかるのかをあらかじめチェックして、お祝いの時にちゃんと解凍されている状態になるように注文しましょう。冷凍のお食い初め料理は冷蔵庫内で低温解凍する事がありますので、冷蔵庫や冷凍庫に入れる事も考えてスペースを確保しておきましょう。

 

お食い初めの献立と食べさせる順番

お食い初めは「一生食べるものに困らないように」との願いが込められたお祝い行事ですが、そのお食い初めで食べさせる真似をするお料理の献立ひとつひとつにも意味や願いが込められています。その願いや想いを知りながら儀式を行うことにより、赤ちゃんの今日までの成長への感謝や、今後も健康で健やかに育って欲しいという願いが増すのではないでしょうか。お祝いには一汁三菜のメニューを用意します。ただ単に食べさせる真似をするのではなく、正式な順番やメニューの由来もありますので予習しておきましょう。

東京正直屋のお食い初め二段重

東京正直屋のお食い初め二段重

 

お食い初めの主な料理

・鯛(焼き魚)

お食い初めに限らず、日本でのお祝い事の際に欠かせないのが鯛です。昔から祝い魚の王道として位置づけられてきました。また、「目出度い」の語呂あわせであることや、日本人に馴染み深い、福をもたらす神様とされる七福神の恵比寿さまが釣っている魚が鯛であるなど、古来より祭礼には欠かせない魚です。節目のお祝いの席などでは尾頭付きの鯛が良いとされています。丸ごと1尾を自宅で焼くのは大変なので、鯛の尾頭付きの塩焼きだけを通販を利用して購入する方もいるようです。天然の鯛があったり、養殖だけど見栄えがする大きなサイズまで様々です。そこに飾りを付けると、より豪華になります。

・飯椀(赤飯)

鯛と同じく、お祝い行事に欠かせないのがお赤飯です。赤色には古くから魔除けや厄払いの力がある色とされています。その魔除け、邪気を払う意味を込めてお赤飯がお祝いの席で振舞われます。御祝儀用となったのは室町時代で、一般の庶民のお祝いの席や食卓に広まったのは江戸時代後期頃と言われています。その風習が今現在にも受け継がれています。お赤飯は地域によって味付けが違い、特に北海道や東北地方では甘いお赤飯を食べる家庭が多い様です。

・お吸い物

特に具材に決まりはありませんが、はまぐりのお吸い物でお祝いする方が多いようです。はまぐりは自分がくっついてる殻以外とは合いません。大人になって生涯で一人だけ、ピッタリ合う良いパートナーに巡り合えるように、そんな相手と添い遂げられるようにとの願いが込められています。最後に三つ葉などを乗せると色合いも奇麗になります。

・煮物

煮物にはにんじんやれんこん、たけのこなどを使った煮物が多い様です。彩りの良い物や旬の野菜を使うといいでしょう。煮物の具材にも意味が込められていて、筍は土を押しのけ、すくすくと真っ直ぐに伸びること、その成長速度の早さ、力強さから、子供の成長を願う親の気持ちを表しています。れんこんには先の見通しが良くなるように等、食材に込められる意味も色々あります。また煮物の切り方を工夫するとより見栄えよく華やかになるので、花型に切ってみたり、長生きの象徴の亀型など、レシピ検索すると切り方が出てくるので、余裕のある方は挑戦してみるのもいいかもしれません。

・香の物

香の物とは、漬物の事です。特に漬物の種類としてコレが無くてはいけない、と言ったことはありません。ただ紅白で縁起がいいことからおせちの具材にも入っている紅白なますを用意する方や、シワシワの見た目から長生きの象徴である梅干しを用意する方と様々です。梅干しには、抗菌力、疲労回復などの効果があることなどから、健康促進の意味も込められています。

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正直屋の仕出し料理 煮物

赤ちゃんに食べさせる順番

飯椀(赤飯)→汁椀(お吸い物)→飯椀(赤飯)→鯛→飯椀(赤飯)→汁椀(お吸い物)

この順番で、赤ちゃんの口へ運ぶように食べさせる真似を三回繰り返します。そのあとに「丈夫な歯がきちんと生えてきますように」といった願いを込めて、歯固めの石にお箸をつけて、赤ちゃんの歯茎にそっと触れさせます。関西地方では歯固め石の替わりにタコを使用する地域もあるようです。その際は石の替わりにタコにお箸をつけて、同じように歯茎に少しだけ当てます。

 

我が家のお食い初めが一番!特別な思い出に!

お食い初めを行う場所決めから、料理を自分で調理するか注文するか、簡単・お手軽に出来るお祝いセットなのか、材料から用意して作るのかなど、決める事がいっぱいありますよね。これからお食い初めのお祝いをする方は、お食い初めのやり方を事前に確認してからメリット・デメリットを考えて早めに御家族で相談し決めていきましょう。お店でお祝いしても、お家でお祝いしても「我が家のお食い初めはこうだったんだよ」と将来お子様にお話しできるといいですね。周りのお友達ママの意見や両親の意見、インターネットやSNSで情報発信している方もいるので、形式にとらわれず様々な情報を参考にして「我が家のお食い初め」を特別な思い出にしましょう。

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