お食い初めの鯛はどのように準備すればいい?焼き方と飾りつけも解説

お祝い事や、おめでたい席には家庭ごとに定番メニューがあるかと思いますが、その中でも昔から日本人に一番なじみがあるのは、お赤飯や鯛ではないでしょうか。今回は「鯛」の調理の仕方や飾り付けなどをご紹介いたします。

鯛と言っても鯛の種類は全部で125種と言われています。その中でもお食い初めやお祝い事で使用する鯛はほのかなピンク色をした「真鯛」を使用します。皮目のピンク色と身の白色で紅白になり、形も良くおめでたい魚で魚の王様とも呼ばれます。

 

お食い初めに鯛が必要なのはなぜ?

祝い鯛とはよく聞きますが、なぜ鯛がお祝いに重宝されるようになったのかまでは知らない方も多いのではないでしょうか。

お食い初めに鯛を用意する意味

お食い初めの時に用意する鯛は「祝い鯛」と呼ばれ、お祝いの際には切り身ではなく尾頭付きの鯛を使用します。尾頭付きの鯛は縁起が良く、お食い初めでは長寿の願いも込められています。昔から「魚は鯛」と言われる程、日本では味・色・姿の三拍子が揃った魚で、めで「たい」の語呂合わせも重なり、お祝いには欠かせません。

お食い初めの鯛を準備する方法

自宅で調理する

まずは尾頭付きの鯛を購入します。百貨店・スーパー・鮮魚店などご自宅の近くで鯛を購入できるお店を確認しておきましょう。天然物の鯛・養殖の国産鯛は季節や水揚げ・仕入れの状況によって異なるので注意が必要です。また、金額も時期やサイズによって変動があるので、事前に問い合わせておきましょう。お店で予約が出来る場合は、希望の大きさや食べる人数を伝えて、状態が良い物をお願いしておくといいでしょう。自宅で調理する場合には好みの味付けに出来たりもします。最後に大人で食べますので塩分量には気をつけましょう。

 

仕出し屋など通販を利用する

お魚の調理が苦手な方でも、注文するだけで簡単に自宅でお食い初めを行う事が出来ます。焼き鯛だけを販売しているお店や、赤飯やハマグリのお吸い物と鯛がセットになった商品を扱うお店、器までがセットになっている商品など様々です。そのほとんどの商品には尾頭付きの鯛が含まれており、お祝い後の鯛めし用のレシピがついていたり、歯固めの石がセットになっている商品もあり、指定した場所へ宅配してくれるので準備する手間が省けます。

 

祝い鯛の焼き方

普段お家でお魚料理をする方でも、鯛のような大きな魚を丸ごと1匹焼くことはなかなか無いのではないでしょうか。家で鯛を焼く前の下処理の仕方、焼き方(塩焼き)をお伝え致します。調味料は塩だけで大丈夫です。

 

焼く前の下処理

まずは鯛のウロコをきれいに取り内臓を丁寧に取り除いて、血合いを水で洗い流します。切れ込みを入れる際には鯛の頭を左、尾を右にした時の裏側に切り込みを入れます。お祝いで使用する鯛の表側に切り込みを入れると切腹をイメージさせてしまう為、よくありません。内臓やウロコは鯛を購入したお店で下処理してくれる場合もありますので、お願いできるか確認してみましょう。

ペーパータオルで表面の水分を拭き、塩をまぶして30分置きます。(臭みやぬめり取り)その後再度表面の水分を拭き、全体に塩をまぶします。(味付け)

 

焼き方

ヒレや尾は焦げやすいので、その部分に満遍なく塩をすり込みます。その塩を「化粧塩」とも呼びます。

ガスコンロで焼く場合はフライパンを、魚焼き用グリルで焼く場合はグリル内を予め十分に温めておきます。

片面焼きグリルやフライパンを使用する際は、盛り付ける面から中火で約5分焼き、表が4割裏が6割の比率を目安に焼き上がりを確認しながら焼きましょう。500gの鯛と1kgの鯛では厚みや大きさが違いますので火の通り方も違います。様子を見ながら火の加減、焼き加減を調整して焦げないように焼きましょう。

踊り串を刺して焼くと、お店で出てくるように鯛が踊っているような見た目の仕上がりにする事ができます。

 

鯛の盛り付け方と飾り付け

祝い鯛の準備が出来たら最後に盛り付け、飾り付けです。盛り付ける器を豪華なお皿にしたり、お飾りをきちんとする事でお祝い感もアップし、見栄えがぐっと良くなりますよ。

盛り付ける食器

鯛を盛り付けるお皿は大皿を用意しましょう。大きくて豪華なお皿に尾頭付きの鯛を置くだけで、儀式にふさわしく鯛がより立派に見えます。大皿がお家に無い方は、お盆や竹ざる、竹編みカゴなどを使用するのもオススメです。

メイン料理にふさわしい大きな器を用意できるといいでしょう。

 

主な飾り付け

敷き紙

敷き紙とは、お料理の下にひかれている紙の事で「紙かいしき」とも呼ばれています。敷き紙を一枚挟むだけでお料理が際立ち、お祝い感を演出できます。お祝いの際は白地の紙に赤で縁どられた紅白色の敷き紙を使用するのがいいでしょう。敷き紙がご自宅にない場合には、柄の綺麗な千代紙や天ぷら用の敷き紙で代用するのもいいでしょう。

敷き葉

敷き葉とはお料理の下にひかれている葉っぱの事で「青かいしき」とも呼ばれます。敷き紙とはまた雰囲気が変わり、お祝いの席が彩り鮮やかになるのでおすすめです。葉っぱは長寿を意味する松の葉や裏白がよく使用されますが、季節に合った縁起の良い葉を選ぶのも楽しいですね。彩りの良さがますますお料理を豪華にみせてくれます。

飾り小物

一般的には「鯛のし」と呼ばれる水引や飾り紐を鯛のヒレや尾の部分に飾ります。和食のお祝い膳に合った和風の飾りを用いる場合が多いです。もしご家庭に水引きがあるようなら、家族のお好みに合わせて飾るといいでしょう。無い場合はお祝儀袋の水引を利用したり、千代紙で作った折り鶴を飾っても素敵になりますよ。ネットで調べて、素敵に飾り付けしてあるものを真似すれば簡単です。

祝い鯛の用意についてはばっちり!

今回は赤ちゃんの生後100日目のお食い初めのメイン食材でもある鯛についてでした。自宅で鯛の下処理から塩焼き飾り付けまで準備するのは一生の中でもそんなに機会もなく、特に女性はとても大変かと思います。魚の調理が得意な方はいいかもしれませんが、苦手な方は無理をせずに既に焼きあがった物を通販などで注文してもいいでしょう。その分ちょっと飾り付けを豪華に頑張るのもいいかもしれませんね!鯛は儀式の後に鯛めしにすると美味しいだしが出て身も最後まで楽しめますよ。

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